空気清浄機の簡単お掃除を紹介｜お手入れが楽な空気清浄機おすすめ23選も

ハウスダストや花粉、ペットのニオイやタバコなど生活臭の空気の汚れを除去するために空気清浄機は欠かせません。空気清浄機の性能を長く発揮し続けるためには、清潔なフィルターが何よりも重要です。

しかし、フィルターのお手入れは何かと面倒で、フィルターのお掃除時期を先延ばしにしている人も多いですよね。そんな方におすすめなのがお手入れ簡単なモデルやメンテナンスフリーのタイプの空気清浄機です。

本記事では、お手入れが簡単な空気清浄機の選び方や実際のお手入れ方法を解説します。フィルターが10年交換不要な製品・価格の安い製品・自動掃除機能付きの製品など、おすすめ商品ランキングも必見です。

何かと面倒な空気清浄機の掃除の負担を減らすために、掃除が楽な空気清浄機選びの特徴を紹介します。掃除が楽な空気清浄機の特徴は以下の2つです。

一般的な空気清浄機のフィルター寿命は平均1〜5年程度であるのに対し、空気清浄機本体の寿命は6~10年程度であるため、空気清浄機を取り替えるまでに何回かフィルター交換する必要があります。

しかし、空気清浄機の中には10年ものフィルター寿命を持つ機種があり、フィルター清掃と交換の手間を少なくできます。また、フィルターの交換が不要な商品もあります。

フィルター寿命が10年ある空気清浄機の中には、48時間ごとに自動清掃を行う空気清浄機が存在します。そのような機種ではフィルター掃除の手間を省けるので、お手入れが面倒だと感じる方は自動清掃機能付きの空気清浄機を選びましょう。

たとえば、シャープの「自動清掃パワーユニット」は、全自動で本体背面のプレフィルターにたまったホコリをパワーブラシでしっかりかき取って、ダストボックスに集めます。

ゴミ捨てランプが光ったら、ダストボックスがいっぱいになったお知らせです。約半年に1回程度にダストボックスのゴミを捨てるだけなので、かなりお手入れが楽になります。

フィルター寿命に関しては、長ければ長いほどフィルター交換と清掃の手間が省けるので、10年以上のフィルター寿命を持つ空気清浄機を選びましょう。

フィルター寿命は短いものでは半年程度しか持たないものもあります。メーカーや商品によってフィルター交換時期の目安は異なるので、10年を目安に商品を選ぶ際は必ず確認してください。

どうしてもフィルター掃除が面倒と感じる方におすすめしたいのが、フィルター交換不要の空気清浄機です。交換不要ならフィルターのメンテナンスを考えずに済みます。

空気清浄機のお手入れしやすさは、フィルターの清掃頻度に加えてフィルターの交換しやすさで決まります。フィルターのお手入れに関してはスペック表で書かれていないため、製品の取扱説明書を読んでフィルターの掃除頻度を調べなければいけません。

製品によってはフィルターのお手入れのタイミングをお知らせする機能が付いているものもあります。以下の記事では重曹・クエン酸を使ったフィルター掃除の方法を紹介しているので、ご自宅の空気清浄機の汚れが気になる方は参考にしてください。

自動清掃機能が付いている機種は、お掃除しやすい空気清浄機として一番おすすめです。先述したように自動でフィルターの清掃を行うので、掃除の手間がぐんと減ります。忙しくてフィルター清掃をしている暇がない人や、フィルター掃除の手間を省きたい人は自動清掃機能付きの商品を選びましょう。

適用床面積が自動清掃機能15畳以上30畳未満の空気清浄機は、2万円台の空気清浄機に多く存在します。また、一人暮らしの方は10畳以下の小型空気清浄機でも十分で、1万円台で購入できます。

ただし、小型タイプの多くは自動清浄機能がついていないものが多いため、選ぶ際には何をメインの用途とするか考えた上で選んでください。

空気清浄機では3万円台の製品から、適用床面積が30畳以上の空気清浄機が多くなります。ただし、空気清浄面積と加湿面積では適用床面積が異なり、加湿面積は空気清浄面積の6割程度にしかならないのを覚えておきましょう。

HEPAフィルターとは「High Efficiency Particulate Air Filte」の頭文字を取ったフィルターを指します。空気中の微細な花粉やPM2.5をしっかりと吸収してくれます。さらに、細かいフィルターの網目が気になるウイルスやハウスダストにも効果を発揮。身体の健康が気になる方にもおすすめです。

さらに効果を高めたい方にはフィルターの網目だけでなく、静電気の力で粒子を集める「静電HEPAフィルター」やカビやダニに対する抗菌性を高めた「抗菌HEPAフィルター」もあります。

「ペットの臭いが気になる」「タバコの臭いをなんとかしたい」といった方には、活性炭フィルターが最適です。物質の吸着性を特に強めた炭素である「活性炭」には、高い脱臭効果が期待できます。

活性炭フィルターに臭いを付着させ、新鮮な空気が吐き出される仕組みで、ペットの排泄物の臭いも素早くキャッチ。臭いのこもる夏場には特におすすめの機能です。

空気清浄機の中には加湿機能を備えた加湿空気清浄機、加湿＋除湿機能を備えた除加湿空気清浄機があります。加湿機能がついていると、別に加湿器を買う必要がないので冬の乾燥が気になる方におすすめです。加湿の最大容量を確認し購入を検討しましょう。

タバコをよく吸う・ペットを飼っているような方はニオイ除去機能に注目して選ぶのもおすすめです。ニオイセンサーを搭載していれば、ニオイを感知した時に自動でパワフル清浄モードに切り替わります。

より強力に消臭したい場合は、価格は高くなりますが次亜塩素酸水を利用する空気清浄機を選ぶ方法も。そのほかに花粉・ハウスダスト・PM2.5に対応しているか必要に応じて確認しましょう。

シャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイーXでも採用されている「イオン方式」。空気中に放出するイオンの力で細菌やウイルスを抑制したり、イオンで分解したりします。空気中だけでなく、部屋の壁や家具、洋服に付いたウイルスにも反応してくれます。

デメリットは、値段が高い商品が多い点です。値段と効果を照らし合わせて考えてみましょう。

空気清浄機の中には最新のAI技術を使用したスマホアプリとの連携で、より使いやすさを重視した商品があります。シャープやダイキンなど、人気メーカーで搭載されている便利な機能です。

住んでいる地域の気象情報や花粉情報をキャッチし、それに合わせて自動で稼働モードを変える便利機能です。さらに、交換時期の目安を伝える「消耗品状況モニター」もスマホで確認できるので、お掃除や交換のタイミングもすぐにわかります。

人気の有名メーカーは独自の機能を搭載しているものが多く、独自機能に着目して選ぶのもおすすめです。シャープ独自のプラズマークラスター機能は自然界に存在するイオンを利用して、花粉をはじめとした粒子の作用を抑制します。

パナソニックに搭載されている機能であるナノイーは、アレル物質やウイルスの活動を抑制・脱臭効果などが有名です。日立の空気清浄機は自動おそうじユニットが非常に優れています。製品選びに迷ったら好きなメーカーから商品を探すのも1つの方法です。

以下の記事では、空気清浄機の人気メーカーの特徴やおすすめ商品を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。