【口コミ付き】ブルーエアのおすすめ空気清浄機｜効果ない？評判は？【性能比較】

ブルーエアは、空気清浄機のメーカーとして、1996年にスウェーデンのストックホルムにて創業されました。創業者ベント・リトリの想い「人は誰でもきれいな空気の中で生活する権利がある」のもと、卓越した技術で独自の空気清浄機を開発し、着実に信頼を集めてきました。

近年では、IoTなどの先進技術にも対応した空気清浄機を開発しており、世界中で愛用者を抱えている非常に人気のあるメーカーです。しかし、メーカー名を初めて耳にする方も多く、知ってはいるけどどんな効果があるのかわからない方もいますよね。

そのため今回は、ブルーエアの効果・特徴・おすすめの空気清浄機について解説します。また、使用した方の口コミやランキングもあわせ、実際の評判を元にさらに詳しくご紹介します。空気清浄機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

空気清浄機にかかわらず、最近の日本の電機メーカーの電化製品はさまざまな機能が詰め込まれすぎているため、消費者がすべての機能を使いこなせないといった場合がよく起きています。そのため、「機能は最小限で、シンプルな製品が欲しい人」にとって、ブルーエアの空気清浄機はおすすめです。

ブルーエアの空気清浄機は空気をきれいにする、そのための操作は非常に簡単でわかりやすいといった特徴があります。「機能は最小限で、シンプルな製品が欲しい人」にとって非常に嬉しい製品です。

ブルーエアの特徴としてまず挙げられるのは、ブルーエア独自技術である「HEPASilent Technology」です。これは、0.1μ以上の微粒子を99.97%まで除去できる、非常に細かい花粉やPM2.5までもきちんと除去する特徴があります。

詳しい機能としては、汚染物質をイオナイザーを通過する前にマイナス帯電させて、目の粗さが異なるプラス帯電した多層フィルターでキャッチ可能です。1枚のフィルターと比べると格段に目詰まりを起こしにくく、風量も維持しながら静音性と省エネにも貢献しています。

一般的な空気清浄機では、2.5μの大きさのPM2.5までしかカバーできないのですが、0.1μの煙やウイルスまでもカバーできます。風邪やインフルエンザ菌までも除去できる素晴らしい機能です。

ブルーエアの空気清浄機は、きれいな空気の供給量を示す世界標準値であるCADR値で最高値以上を叩き出しています。世界中で愛されるブルーエアの空気清浄機だからこそ、取得できているものだと考えます。

CADR値を詳しく説明すると、空気清浄機が1分間あたりに供給するきれいな空気の量を表しているものです。この値が高いほど空気清浄機の性能そのものが高いということを表します。

CADR評価テストを受けて、かつアメリカ家電製品協会によって認証された空気清浄機のみが認証マークを与えられています。

このように、ブルーエアが世界標準の空気清浄機を開発しているメーカーであり、高性能で信頼ある製品を展開している点が大きな特徴です。

ブルーエアの空気清浄機に対応している「Blueair App(ブルーエア　アプリ)」があります。空気清浄機との連携により、リモコン操作をスマートフォン上で行えるようになり便利です。

他にもさまざまな機能をアプリ上で行えます。ブルーエアはフィルター交換が必要になるのでフィルター寿命が確認できたり、室内外の空気がどれくらいきれいかをアプリでチェックできたりします。空気清浄機に付いているLEDランプの明るさもアプリで変更でき、就寝時に明かりが気になる心配は不要です。

こちらのアプリは対応機種がブルーエアのホームページに載っているので、購入前にぜひチェックしてみてください。

Blueair Protect（ブルーエア プロテクト）は、高性能な空気清浄機です 。機能を進化させ、0.03μmのウイルスレベルの超微粒子まで99％以上の除去を実現しています。さらに、新開発のテクノロジーにより、ウイルスフィルターに捕集したウイルス・菌の抑制も可能です。花粉・ウイルスなどさまざまな空気リスクから守ってくれます。

推奨フロア面積37畳のため、自宅よりも職場など広い室内での使用をおすすめします。お値段が15万円ほどでシリーズの中で1番高額ですが、それでもコスパがいいと思えるほど高性能です。

Blueair DustMagnet（ブルーエア ダストマグネット）は、上下2カ所の吸引口からホコリ・花粉などをしっかりと吸引します。底面にも吸引口を設け、ホコリが漂いやすい床上のハウスダストゾーンも除去が可能です。

さらに、空気清浄機とは思えないほどおしゃれで、権威あるデザイン賞も受賞しています。どんな環境にも馴染むシンプルなデザインでおすすめです。お値段は7万円前後で、推奨フロア面積は12～18畳のため、リビング・職場などさまざまな環境にも適しています。

「Blue3000」は、ブルーエア独自の基幹技術である、「HEPASilentテクノロジー」をBlueシリーズで初めて搭載しました。本体下部で360°から空気を吸い込み、0.1μmまでの微粒子を99.97%除去します。

操作はボタン1つ押すだけと簡単で、さらに「オートモード」を搭載し、空気の状態に合わせて自動で最適な風量を調節します。推奨フロア面積は11畳～31畳で、一人暮らし・リビング・職場など幅広く使用可能です。価格もシリーズの中では手頃な3万円～6万円です。

Blue Pureシリーズはボタン1つで空気清浄だけを行う、非常にシンプルでわかりやすいシリーズとなっています。360度すべての方向から部屋中の空気を吸い込むのも特徴的です。

推奨フロア面積は9畳のものから30畳のものまでありますので、1人1人の部屋からリビングまでさまざまな部屋で使えます。重量は1.5kg〜7kgまであり、持ち運びには全く不自由しなさそうです。

質がいい空気清浄機能だけがあれば十分な方は、ぜひBlue Pureシリーズをチェックしてください。

Classicシリーズは、先ほどブルーエアの空気清浄機の特徴で紹介したような「HEPASilent Technology」やWi-Fi機能を兼ね備えたブルーエア史上最強のシリーズになります。

推奨フロア面積は、Classicシリーズのモデルごとに16畳〜75畳まで非常に幅広く扱っている点も特徴的です。リビング・客間・ちょっとしたホールなどさまざまな場所に合わせて最高の機能性を発揮します。ただその分、Classicシリーズは値段が高くなりますのでご注意ください。

予算はあるからとにかくパワフルな機能性・便利な機能の数を求める方にはとてもおすすめできるのがClassicシリーズだといえます。

Sense+シリーズはすべてのボタンを無くしているため非常にミニマルで、どんな部屋にでも溶け込むようなカラーバリエーションが用意されています。カラーは、通常のホワイト・ミッドナイトブルー・ルビーレッドなど暗めの色が多いです。

Sense+シリーズの空気清浄機の推奨フロア面積は、すべて11畳となっていますので、1人1人の部屋などに使える空気清浄機といえます。また、重量は11kgのため、大型の空気清浄機ほど持ち運びに困りません。

機能性はあまりこだわらないから、とにかく部屋のインテリアとしても使えるようなデザイン性を求める方は、Sense+シリーズをチェックしてください。

ブルーエアの空気清浄機は、どれほど効果があるのか気になりますよね。ここでは、実際に使用した方の口コミを紹介します。

ブルーエアの空気清浄機についてのいい口コミとして「無駄な機能がなく、使い方がわかりやすい」・「デザイン性がシンプルでどこに置いても馴染む」といった内容がありました。

悪い口コミとしては「フィルターの交換時期が早いのでランニングコストがかかる」・「機能性はいいのだが、どうしてもそれなりの値段がしてしまう」といったものがありました。

全体的に見てみると無駄な機能が無く、凝縮された機能1つ1つの性能が高いといった、いい口コミがたくさん見受けられます。

ここで、ブルーエアのおすすめ空気清浄機の紹介に移る前に、購入前の注意点を2点挙げさせていただきます。どちらも重要ですので、見逃さないようにしてください。

ブルーエアの空気清浄機のフィルターの交換周期は基本的に6ヶ月と非常に短くなっています。これは、ブルーエアの最高の性能を保つためには、欠かせない条件です。

また、フィルターの値段ですが、Classicシリーズを例に挙げるとフィルター1つで5,000円〜8,000円です。1年で12,000円前後の維持費がかかってくる点を念頭に置いて、ブルーエアの空気清浄機を購入するようにしてください。

フィルターの交換時期やお手入れについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

ブルーエアの空気清浄機で使われている言葉「推奨フロア面積」とは、適用畳数よりも実空間での使用に配慮した厳密な数字になります。推奨フロア面積を詳しく説明すると、その部屋の空気を1時間に5回循環させられる広さを表しています。

多くのブルーエアの空気清浄機では、推奨フロア面積が適用畳数よりも小さくなっています。そのため、適用畳数に合わせて使っていても推奨フロア面積が小さいために、うまく空気がきれいにならない可能性がある点を気を付けましょう。

購入前にはきちんと、適用畳数と推奨フロア面積の値を両方チェックしてください。適用畳数については後ほど詳しく解説いたします。

ここからは空気清浄機を選ぶ際の前提知識を解説します。編集部では実際に空気清浄機を購入した500名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• 空気清浄機の購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心して空気清浄機を選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

使用環境の2倍以上の適用面積を持つ空気清浄機を買うのがおすすめ

空気清浄機を選ぶときには、まず最初に何畳のお部屋で使用するかを明確にしてください。2部屋以上を合わせて使う場合・廊下が入る場合も正しく畳数を計算するのが大切です。

次に、空気清浄機のスペック表から「最大適用面積」を確認します。

• 最大適用面積(畳)
  30分で空気清浄する能力を指す

最大適用面積の基準はこのようになっています。

しかし、帰宅時に体に付着した菌やウイルスが室内に入り込んだ時に、30分も清浄時間を待っていられない場合もありますよね。もっと短時間で室内を清浄にしたいなら、表示の2〜3倍の最大適用面積を基準に選ぶと安心です。

※加湿空気清浄機には、「加湿能力の床面積」と「空気清浄能力の床面積」の両方の記載があります。見間違えないようにしましょう。

ポイントは以下の2点

• フィルターの能力
• 耐久性

空気清浄機の選び方で2つ目に大切なのは、ほこりフィルター（集じんフィルター）です。

通常空気清浄機は、

・プレフィルター
・ほこりフィルター(集じんフィルター)
・脱臭フィルター(あれば)

で構成され、この中で一番空気清浄能力に影響するのが、ほこりフィルター(集じんフィルター)です。

空気清浄機の清浄能力はフィルター性能に左右されます。とはいっても、先述したように、ブルーエアは独自技術である「HEPASilent Technology」が搭載されています。なお、一般的なHEPAフィルターは下記のような特徴があります。

• HEPAフィルターとは
  
  JIS規格で『定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97％以上の粒子捕集率を持ちかつ、初期圧力損失が245Pa(25mmH2O)以下の性能を持つエアフィルター』と定義。

要するに、0.3μm以下の微小な粒子も捕捉できるフィルターを意味します。0.3μmのサイズ感は以下のようになります。

このように、HEPAフィルターは空気中の浮遊物・物質のうち、ウイルス以外は捕捉できます。

あえてHEPAフィルターよりも目の荒い空気清浄機を使う理由はないため、ブルーエア以外の空気清浄機も検討している場合は、最低でもHEPAフィルター以上は必須、と考えましょう。

なお、空気清浄機でHEPAフィルター以外におすすめのフィルターにはこれらがあります。ブルーエア以外の空気清浄機で迷っている場合は、下記にも注目してみてください。

• TAFUフィルター
  
  ダイキンがHEPAフィルターの持続力を上げるために開発したフィルターで、素材に蓮の繊維を使用。付着した汚れをフィルター内で拡散させることなく停滞させ、メンテナンスなしでも10年後のフィルター性能72％と通常のHEPAフィルターよりも高い。
  
  要するにHEPAフィルター性能の劣化を少なくしたフィルター。

• TPAフィルター
  
  Airdogに搭載されるフィルターで、米国特許取得済み。電磁場を作り汚れをキャッチする仕組み。HEPAが0.3μmに対してTPAフィルターは0.0146μｍまで除去するためウイルスにも対応。

ほこりフィルターは耐久性も気にしなければなりません。大手メーカーの空気清浄機は「集じんフィルター10年交換不要」で横並びですが、中には10年もたないフィルターもあります。

ちなみに、これら寿命が短いフィルターは性能が悪い訳ではなく、目が細かく性能が良すぎるゆえに、目詰まりが早いとの見方が正しいです。

「ほこりや有害物質をしっかりキャッチし、目詰まりしたら交換」は、交換の手間を除いて考えれば理にかなっており、性能が悪いわけではありません。ただしその分コストがかさみます。

肝心の実際の使用感としては、HEPA以上の規格であれば十分なため、現在の主流である10年交換不要フィルターが一番手間もかからずおすすめです。

空気清浄機は、シンプルな空気清浄機・加湿空気清浄機・除加湿空気清浄機に大きく分かれます。

なお、ブルーエアが販売しているのはシンプルな空気清浄機のみです。

空気清浄機には「空気清浄機能のみ」を求める方は、シンプルな空気清浄機がおすすめです。

最近は加湿がセットの「加湿空気清浄機」が主流のため、商品の数として多くはないものの、大手３メーカーは20畳以上のリビングサイズ用をラインナップしています。

• メリット
  ・加湿器と完全に分けられるので、それぞれ最適な場所に設置できる
  ・価格が安い
• デメリット
  ・加湿器が欲しい場合は別で設置が必要
  ・種類が少ない

特に加湿器使用する上で、それぞれの性能を最大限に引き出したい場合は、2台に分けた方が合理的。なぜなら、

・加湿器→床から30cmあげて設置がおすすめ
・空気清浄機→足元への設置がおすすめ

このように、最適な設置場所が異なるためです。

今一番人気で主流なのが、この加湿空気清浄機です。空気清浄機に加湿機能を足したタイプで、冬場に大活躍します。加湿器と空気清浄機をまとめたい方におすすめ。

ブルーエアでは販売がありませんが、ダイキンやシャープなど日本の大手メーカーでは取り扱っています。

加湿空気清浄機にさらに「除湿機能」を加えたのが、この除加湿空気清浄機。除湿運転時は加湿タンクに水を貯めるため、直感的に使用できます。加湿空気清浄機に除湿機能も1台でまとめたい方におすすめします。

• メリット
  ・加湿・除湿・空気清浄機能が1台
  ・一人暮らしなら1台で十分
• デメリット
  ・コンプレッサー搭載のため本体が大きい
  ・除湿時の水タンクはこまめに捨てる必要あり

なお、先述したようにブルーエアは除加湿空気清浄機も製造していません。除加湿空気清浄機はダイキン＆シャープが手がけているため、気になる方はダイキンかシャープを検討しましょう。価格帯も4万円台〜と高性能ですが比較的お手頃です。

ただし、除湿するためのコンプレッサーが搭載されている分、本体はかなり大きく感じられます。

空気清浄機に求める機能に「脱臭」が含まれる場合は、脱臭機能の仕組みまで確認しなければなりません。

イオンで脱臭するなど方法はさまざまですが、おすすめなのは、ダイキンの空気清浄機機能である、ストリーマでのフィルター内部の臭いの分解。

空気清浄機機能に脱臭機能も期待する方には、ダイキンが一番支持されています。

ちなみに、空気清浄機はあくまで空気清浄機能がメインのため、専用の「家庭用脱臭機」の利用もおすすめです。

・ペット臭
・介護のアンモニア臭
・タバコ臭

といった、生活臭以上ににおいが強い場所で使用したいなら、空気清浄機よりも効果的です。

脱臭能力については記事の後半でも解説をしているので、気になる方はチェックしてみてください。

そもそも何を気にするべきなのかわからない

※赤字の項目は解説済み

空気清浄機は手入れのしやすさに着目するべきです。なお、ブルーエアの空気清浄機はフィルター掃除が不要で、約6カ月に1度フィルターを交換するだけで初期の性能に生まれ変わります。1分もあれば交換作業は完了するので、とても手軽になっています。

そのほかに、空気清浄機のお手入れを楽にする方法は以下のようなものがあります。

1. 分解しやすく構造的に洗いやすい機種を選ぶ
   ダイキンなど
2. 自動お掃除機能付き空気清浄機を使う
   シャープ・日立など
3. 加湿機なら抗菌機能付き機種を選ぶ
   「Ag⁺イオンカートリッジ」や「ファンスクロールを除菌」など
   
4. 水タンクに汎用品の除菌剤を使用

ちなみに、空気清浄機の自動フィルター掃除とはこのような機能です。

• 空気清浄機のフィルター自動掃除とは？
  
  「プレフィルター」のほこりを自動で集めてダストボックスへ溜める機能
  主にシャープの空気清浄機に搭載
  
  注意点：全自動ではないので「プレフィルター以外」は自分で掃除が必要

またもう一つの注意点として、水タンクへ汎用品の除菌剤を投入する行為は、多くのメーカーで非推奨のため自己責任となります。

加湿器への除菌・抗菌・銀イオン剤などの投入は、手軽なカビ対策で専用品も発売されており、実際に行っている方も多いですよね。

しかし、空気清浄機・加湿器メーカーは非推奨の場合も多く、シャープ・パナソニック・ダイキンの3社は水道水以外(アロマオイル、化学薬品、芳香剤や洗剤を入れた水含む)は使用しないよう明記されています。

万が一故障した際には、サポートの対象外となる可能性があるため、あくまで自己責任で使用してください。

空気清浄機の静音性は、ほぼ基準値内であれば特に気にする必要はありません。が、空気清浄機は音が出る家電だということを事前に理解しておきましょう。ここを知っておかないと「思ったよりうるさいな」となってしまいます。

• 強運転の場合：51〜54db
• 弱(静音)運転の場合：21〜26db

2022年発売機種で確認すると、おおよそ上記数値が一般的なため、これよりも静かなら静音性が高く、この範囲に収まらないならやや音が大きめと判断できます。

ちなみに、弱運転(静音モード)は多くの機種が搭載していますが、格安商品はない可能性もあるため確認推奨です。

基本的に稼働している時はそれなりに音が出てしまいますので、その中で一番問題ないものはどれか？という観点でチェックしましょう。

基本的なサイズは、より優先すべき適用面積で決まってしまう

そのため同じくらいのサイズ同士で「どちらの方がよりスリムか」といった比較をすることになります。また通販で購入した方は「意外と大きかった」といった感想を抱くことが多いので、購入前に確認しておくと安心です。

空気清浄機はサイズと共に置き場所も検討が必要です。特に加湿空気清浄機は本体サイズが大きく、リビングや寝室どこにおいても存在感が出ます。

もっとも、部屋の畳数によって空気清浄機のサイズ感はほぼ決まってくるため、大部屋でも能力を無視した小型サイズを設置したい、といった考え方はおすすめできません。

そのため、存在感のあるサイズの空気清浄機をいかにお部屋に調和させるか、という考え方が重要になります。

空気清浄機は部屋のどこにでも置いていいわけではなく、「ここはダメ」と取扱説明書に注意書きされている場合が多いです。

• テレビやラジオ周辺
  ➡︎加湿空気清浄機の場合、1〜2mは離すよう注意書きされたものがほとんど
• 直射日光の当たる場所
  ➡︎ほとんどの機種でNG
• 窓際・エアコンの風が直接当たる場所など
  ➡︎加湿空気清浄機の場合、湿度センサーが正しく動作しない

このように、設置NG場所とコンセントの位置を考えると、空気清浄機の置き場所は意外と自由度が低いです。

そのため、邪魔にならない場所に小さめの機種を置くというよりかは、いかに圧迫感を出さずインテリアと調和させるか、といった考え方が大切になります。

空気清浄機のデザインはあまり気にする必要はありません、と言いたいところですが、常に目に入る位置で数年間使用する以上、多少は気にするべきです。

とくに、リビングサイズの加湿空気清浄機だと、尚更大型になる傾向があります。高さ60〜70cmにも達するため存在感を隠すのは難しく、「見せる家電」として扱わざるをえません。

となると、奥行きの薄さや家具に調和するデザイン性を、多少なりとも気にするべきですよね。ブルーエアの中では、先でも述べたSense+シリーズがおすすめです。すべてのボタンを無くしているため非常にミニマルで、どんな部屋にでも溶け込むようなカラーバリエーションが用意されています。

電化製品は電気代を気にする方が多いですよね。しかし結論として、加湿空気清浄機含む空気清浄機は、電気代はほぼ考慮しなくてOKです。

空気清浄機の電気代について

• 空気清浄機能を1時間動作させる場合
  ターボ運転：1〜3円
  中〜弱運転：0.1〜1.5円
• 加湿機能を1時間動作させる場合
  ターボ運転：2〜2.7円
  中〜弱運転：0.1〜1.5円

このように電気代はとても安く、1日使用しても1ヶ月300円〜と問題になるほどではありません。

ちなみに、除湿運転は1時間あたり5.8〜6.8円程度かかります。こちらも、1日中使用する機能ではないため、そこまで考慮しなくても大丈夫ですよ。

空気清浄機は、室内の状況に合わせて動作の強弱を合わせるために、センサー搭載機がおすすめです。空気清浄機のセンサーはおおよそ以下のように分けられます。

• ホコリセンサー
  花粉・ハウスダスト・PM2.5など
• においセンサー
  タバコ・線香・料理のニオイ
• 湿度センサー(加湿機能のある機種のみ)

マストはこの3つがすべて搭載された機種ですが、大手メーカー製機種でも、エントリーモデルでは「ホコリセンサー」非搭載機種が増えています。

ホコリセンサーが非搭載の場合、お部屋の埃っぽさに反応する自動運転はないため、ご自身で風量調節しなければなりません。

• 豆知識｜ホコリセンサー非搭載機種でも「自動運転」がある場合
  
  ホコリセンサー非搭載機種でも、実は「自動モード」の表示のある機種が多いです。
  
  これは、湿度センサーを利用した仕組みで、たとえば「湿度が低い＝水分をたくさん飛ばす必要がある＝風量が必要」のように見分けて自動運転をします。
  
  要するに、空気清浄センサー依存の自動運転ではなく、加湿機能の自動運転になります。花粉が多い日など空気清浄能力を上げたい場合は、やはり手動操作するしかありません。

空気清浄機がお部屋を清浄にする仕組みは、以下3つあります。

• ファン式｜ファンの力で室内の空気を循環させてフィルターで除去
  ・ブルーエア・パナソニック・シャープが採用
• 電気集塵式｜静電気で吸着させて除去。フィルターを用いない仕組みは捕捉力は弱いものの、ランニングコストが安く業務用に多い
  ・ダイキンが採用
• イオン式｜ナノイーやプラズマクラスターといったメーカー独自開発のイオンで除去
  ・パナソニック・シャープが採用

どれがいい悪いというよりも、あくまで空気清浄機の仕組みの話のため、集じん方式よりも肝心なのはフィルター性能です。

そもそも、メーカーを決めた時点で集じん方式も自ずと決定してくるため、製品選びとして重視すべき項目とは言えません。

効果的に空気清浄機を使うなら、吸気口の位置を気にしてください。吸気口の高さによって、対応しやすい物質が変わります。

• タバコや煙の匂い｜浮遊する性質がある
  ▶︎上側や側面床上30cmの吸気口が効果的
• 花粉やハウスダスト｜最終的に床に落ちる
  ▶︎前面下部など床に近い吸気口が効果的

特に気になるものがあるなら、気流の流れや物質の特性を考えて空気清浄機を選ぶと、合理的に選べますよ。

空気清浄機の「使い勝手」の視点では、上述の「ホコリセンサーの有無」以外では大きく変わりません。

特に最近はスマートフォン連動を謳い、スマートフォンでモンタリングした室内状況(ほこりやにおい)をお知らせする機能などがありますが、そもそもスマホ連動可能な機種は上位機種のため、自動でホコリ・においに併せて自動運転します。

スマホ連携可能な上位機種は、使い方として電源を入れておくのみなため、それ以上の使い勝手は度外視で問題ありません。

空気清浄機は年々進化の激しい電化製品ではないため、最新機種よりもコストパフォーマンスを重視する選び方も合理的です。

• 空気清浄機の型落ち時期｜9月〜翌2月

要するに、まさにこれからウイルス・浮遊菌・乾燥対策したくなる冬前の時期に新製品に変わります。

しかし、市場在庫に旧式が多く出回っているなら、価格の下がった型落ち品の方がコスパがいい場合が圧倒的に多いです。

ここまで、ブルーエアの空気清浄機の特徴やおすすめ製品について紹介しました。ブルーエアの空気清浄機は、高機能・デザイン性・信頼の実績で国内外問わず人気を集めています。価格や推奨フロア面積も幅広く取り揃えているため、ご自身に合う製品をぜひ見つけて、室内の空気をきれいに快適にしましょう。