おすすめの空気清浄機能付き灰皿を紹介｜最強のスモークレス灰皿は？日本製はある？

以前のようにいつでもどこでも吸いたいと思ったときにタバコが吸えない世の中になっているため、不自由で肩身の狭い思いをしている喫煙家が増えています。自宅では換気扇の下やベランダが定位置になっている方も多いはず。

しかし最近では、ベランダでの喫煙も禁止のケースが多いため、タバコが吸える場所も限られます。とはいえ禁煙も簡単ではありません。こういった背景もあり、空気清浄機付き灰皿（スモークレス灰皿）が注目されています。

この記事では、そんな空気清浄機付きの灰皿の選び方について解説します。日本製も含めたおすすめ商品も紹介しますので、「最強のスモークレス灰皿は？」と気になっている方はぜひ参考にしてください。

空気清浄機能付き灰皿はスモークレス灰皿とも呼ばれ、煙吸引機能のある灰皿です。タバコの煙を吸い取り、中に入っている高性能フィルターで臭い・ホコリ・花粉などを取り除き、きれいな空気にして排出します。

部屋にタバコの臭いがつくのを軽減し、家具の変色も防ぐ効果が期待できます。充電式または電池式で、電源のない場所でも使えるため、外で使いたいときにも便利です。

空気清浄機能が付いているスモークレス灰皿は、「どこでも周囲を気にせずタバコを吸える！」と、喫煙家にとっては最強のアイテムのように見えます。しかし実際には、イメージほどの効果は期待できないようです。

小さな灰皿では性能に限界があり、室内の空気をきれいにしたいなら空気清浄機にはかないません。ただし、効果は弱くても屋外で喫煙するのであれば、空気清浄機付き灰皿がないよりはあった方が周囲へ配慮できるでしょう。

タバコを吸う頻度にもよりますが、連続使用可能時間が短いと途中で吸引しなくなり普通の灰皿になる可能性があるので気を付けてください。電池式は電池があれば使用できますが、電池交換が必要なためランニングコストがかかります。

充電式は電池代はかからないものの、充電にかかる時間とバッテリーが持つ時間を確認しましょう。

空気清浄機能が搭載されていても、フィルターの構造や種類によって効果は変わってきます。タバコ臭を軽減したいのであれば、脱臭効果が高い活性炭フィルターがおすすめです。

また、フィルターが1層だけのものよりは、2層・3層の方が効果は期待できますが、高性能なほど価格が高くなるので予算とも相談してください。

空気清浄機能付き灰皿のフィルターは、交換不可なものが多く見られます。中にはフィルター交換が可能なものもありますが、フィルターだけでもそれなりの価格でコストがかさむのは否めません。購入時にはフィルター交換が可能かどうか、別売りのフィルターがいくらかも確認しておくといいでしょう。

空気清浄機能付き灰皿を販売しているメーカーには、名前のよくわからない海外のメーカーもあります。日本製の商品を探している方におすすめなのは「サンコー」です。東京都にある企業で、家電やインテリアなど生活に役立つさまざまな商品を販売しています。

サンコーの空気清浄機能付き灰皿「ちょっと吸っトレイ」は、風量切り替え機能とオフタイマー機能が付いた灰皿です。灰受け部分やフィルターは簡単に取り外せて、楽にお手入れできます。

空気清浄機のフィルターは、雑巾にクエン酸水や重曹水を染み込ませ、固く絞ったあとでトントンと軽く叩きます。このとき、フィルターの形が崩れないようにしましょう。あとはしっかりと乾燥させれば、タバコ臭はかなり軽減されているはずです。

この掃除方法はタバコ臭だけではなく、カビ臭さなど他の嫌な臭いにも有効です。空気清浄機のフィルターが臭うときに試してくださいね。

オフィスの喫煙室や飲食店などで使う業務用の場合、箱型の煙吸引機や吸煙装置付きのテーブルなどがあります。いずれも空気清浄機能付き灰皿というよりは、大きな空気清浄機に簡易的な灰皿が付いているイメージです。

タバコ対策には卓上空気清浄機を使うのもおすすめです。ファン式でタバコの臭い・ニコチン・タールを吸着する活性炭フィルターを搭載した空気清浄機が適しています。以下の記事では、卓上空気清浄機の選び方や最強の卓上空気清浄機の人気ランキングを紹介していますので、参考にしてください。

喫煙に厳しい世の中になりつつあるからこそ、喫煙はマナーを守ることが大切です。空気清浄機能付き灰皿は、タバコのニオイ対策だけでなく、副流煙を抑える効果も期待できます。また、空気清浄機能付き灰皿は室内でも屋外でも使用できるので、ぜひ購入を検討してください。